動物と人との関係

動物による外傷について

咬まれたり、引っ掻かれた時どうしますか?



最近のペットブームなので、私たちの身の回りには多くの動物を見かけます。

そのため、いくら注意して生活していても、ときには動物の方から傷を受ける場合もあります。

動物の種類も多くなってきていますが、動物の外傷による大半は犬猫による

ものだと思います。

犬猫に咬まれたり引っ掻かれたときの応急処置、その際に感染する可能性のある疾患について説明をしていきます。



【外傷を受けた時の処置について】


(1) 確実に傷口の洗浄。

オキシドールなどをつかったりして、傷口を洗浄しましょう。

異物、壊死組織が残っていると病原微生物に感染する可能性が高くなってきます。

傷口だけでなく傷の周囲に付着したものも取り除くようにする。

消毒薬のひとつとしてオキシドールは一般によく使われます。

消毒効果よりも洗浄効果を期待して使用する。

それはオキシドールが血液、組織、細菌、膿などに含まれる成分(タカラーゼ)により分解されて、酸素を発生させます。

その酸素の発砲によって傷口を洗浄するから洗浄効果が期待できます。

傷口の洗浄が確実にすれば、感染する可能性は少なくなります。

(2) 傷口が土、石でひどい汚れている時は、ポピドンヨード(イソジン液等)で30分位湿布。

もし、傷口に芽胞菌が付着している場合、芽胞菌の数を減少させることが可能です。

芽胞菌とはどういうものか?

細菌の中には、温度・湿度の低下、栄養がなくなる等、発育条件が悪くなると卵の殻のようなものを作って、その中に閉じこもり、条件が改善されるまで休眠状態になるものもあるようです。

この卵の殻のようなものを“芽胞”といいます。

芽胞を作る細菌の仲間を“芽胞菌”と呼びます。


(3) 動物から受けた傷口が深い時や、出血が止まらないときは、

直ちに医師の診察を受けるほうがよいでしょう。

これ以外にも不安を感じるとき(腫れが引かない、傷口が化膿してきた、全身倦怠、下痢、嘔吐など)には、医師の相談を受けるようこころがけてください。

まれに全身の感染症の恐れがあるので、診察や相談はとくに動物病院で受診しなくても、一般の病院で動物による傷と言って受診するといいでしょう。


病院では抗生剤の投与や、傷口の切開や縫合などの処置を受けてください。

感染症への対策(破傷風、狂犬病など)します。



動物に噛まれたらできるだけ感染症にならない為に病院で受診することをおすすめします。


動物と人との関係

砂場遊びとペットの糞尿との関係

保育園や公園などの砂場でのペットの糞尿が問題になっていますよね。

これは、ペットに感染した病源体が、糞尿と共に排泄されます。

砂を介してひと、特に幼児に感染してしまいます。

イヌ・ネコは砂の上で特に好んで排泄したがる傾向があるので、

子供が遊ばないときは砂場をビニールシートで覆うなどして

いろいろな対策をしているようです。

主に問題になるのは、幼虫移行症という回虫・鉤虫によって引き起こされる

病気です。


<回虫>

回虫は幼虫移行症のなかでも内臓移行症という病気になります。

<ヒトへの感染経路>

回虫の卵に汚染された、土・草(野菜も含む)・動物の毛・寝床などから経

口感染します。

回虫のヒトの体内での動きはどのようなものか?

卵→経口摂取→小腸で孵化(ふか)→幼虫

 ヒトの体内では回虫は幼虫までで、成虫にはならない。

 この幼虫が体内を動き回り、からだの組織に住みつきます。

幼虫→腸壁突破→組織・血液・リンパ液 →肝臓→炎症を起こします。

→肺→肺炎・喘息など引き起こす。

→まれに眼球内→失明することもある

→ほとんどは、筋肉に住みつきます。

予防対策について・・・

砂遊びや、動物と遊んだ後は手洗いを十分にすることが重要です。

基本的に、回虫に汚染された土や便を口に入れなければこの病気には感染し

ないということです。

ペットの便を定期的に検査し、回虫を駆除することをおすすめします。

<鉤虫(こうちゅう)>

鉤虫は幼虫移行症のなかの皮膚移行症という病気を起こす原因です。
(日本ではあまり見られないので参考として)

☆ヒトへの感染経路について・・・

鉤虫の幼虫に汚染された、土・植物・水などから、皮膚を通して感染する。

☆鉤虫のヒトの体内での動き

皮膚から体内に侵入して皮下を移動し発疹やアレルギー性疾患を発症させます。

予防対策には回虫と同じように、手洗いの励行と、ペットの定期的な検便することをおすすめします。

<トキソプラズマ症のついて・・・>

妊婦とネコとの関係で話題になる疾患の一つにあげらています。

トキソプラズマに汚染されたネコ科動物の糞便や土壌、砂からあるいは豚、

ウサギなどの哺乳類や鳥類の生肉から感染。

主に、経口感染ですが、まれに傷口や粘膜からも感染するようです。

ほとんどの場合、感染しても症状がみられない。

抗体陰性の妊婦が、妊娠期間中に初めて感染した場合、胎児の流・死産

をおこします。


新生児の神経運動障害になることもあります。


砂場で子供を遊ばせた後は、手洗いを必ずさせるように習慣にしていきましょう。

予防は大切ですよ!











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